SSブログ

「夏田冬蔵」 本とお酒(浅舞酒造・天の戸) [食べ物・飲み物]

浅舞酒造(天の戸)の杜氏、森谷康市さんの講演に申し込みました。
講演を聞く前に、お酒を飲んでおくのが礼儀でしょう、
ということで天洋酒店さんへ。はい、飲むための口実ですww

夏田冬蔵(なつたふゆぞう)3種類有りました。純米吟醸《こま美》と、
純米大吟醸が秋田酒こまちと星あかり。(酒米の違い)。
全部は買えない。買って飲みたいけど。

天洋さんのお話では、大吟醸は酒こまち(酒米)を使った方が甘みがある、
食事と一緒なら吟醸が合うとのこと。この2種類にしました。
さらに、天洋酒店さん情報。森谷さんは何でも出来るとのことで、
話も上手いし、歌も上手いし、料理も美味いし…、とのこと。講演会に期待が高まる。

20160718fuyuzou02.jpg

まずは食事に合うという純米吟醸《こま美》から。濃醇。甘く感じ且つキツイ。
私好みの水のようにサラッとした酒とは違うけど美味い。
じっくり飲むつもりが、一晩で四合瓶が消失(汗ww

20160718fuyuzou03.jpg

二晩目は、手配していた森谷さんの著者「夏田冬蔵」が届いたので、読みながら大吟醸。
前日の純米吟醸と同じく濃醇。でもこちらの方が口当たり良い。呑みやすい。美味い。
飲み干しそうなので、強制的に片付け(られ)ましたw。

本は21年前、森谷さん新人時代の著。4年連続全国金賞受賞の頃。
夏は農家、冬は蔵人として酒造り、で、夏田冬蔵というペンネーム。
夏田冬蔵という吟醸酒が誕生するずっと前。

子どもの頃の思い出から始まるのですが、いきなり引き込まれました。
生きてる時代が近いせいかも…。
大学を卒業し、農業の後継ぎになり、農閑期の冬、酒造りに関わるようになりと続きます。

一気に読みました。
そしてどうなる、次は何が来る、と止められなくて。面白い。
ここから21年、講演会では何が聞けるでしょうか。楽しみです。

印象に残った一文「酒造りは仲良くやらねば」
チームワークに関する、蔵だけで無く畑作の話も前後に。

興味を持たれた方は、図書館か古書店で探してみてください。

※追記。講演行きました。「秋田酒屋唄を読む」
純米酒を飲むことは、緑の日本と農業を守る大切な仕事
https://kamakesi01.blog.so-net.ne.jp/2016-07-29


トラックバック(0) 

トラックバック 0