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歌川広重 二つの東海道五十三次 秋田県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

秋田市で呑み会のため一泊。折角なので翌日美術館へ。

秋田県立美術館で、二つの東海道五十三次なる企画展示やってます。

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歌川広重の東海道五十三次。有名です。
私の年代的には、永谷園のお茶漬けにカードが入っていたからかもw。

このシリーズ、最初に発売された保永堂版と、15年後に発売された
丸清版の二つがあるのだとか。知りませんでした(汗。

今回の企画展では、宿場ごとに両方の浮世絵と、大正時代と平成6年に
撮影した現場と思われる場所の写真を同時に展示。

それぞれの版元が求めた物、大正と平成の変わり様など大いに楽しめました。

見たことあるというか俺でも知ってる有名な絵は保永堂版。
強風で飛ばされた笠を追いかけてる旅人とか、宿場で留め女に荷物を掴まれて
首くくり状態でウゲーとなってる男とか。

雨の描写があるのも保永堂版だけ。芸が細かいというか技術が凄いというか。
彫る人、刷る人の技術も凄い。版元も含めた職人集団素晴らしい。

じっくり見たので、日本橋から三条大橋まで90分以上かかりました。

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水庭から千秋公園。
氷が張ってました。