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急登藪漕ぎ 白神岳二股コース [アウトドア]

令和元年8月3日(日)

気になっていた白神岳の二股コースへ。
登山道が崩れてしまい廃道と化してましたが、
昨年迂回路を整備し今年は復活しているようです。
が!、刈り払いの業者さんが居ないとかで藪漕ぎ必須らしい。

迂回路はプラス30分とガイドさん情報。私にはツライ急登、
そして藪漕ぎ。5時間は覚悟した方が良いかも、と早朝出発。

本日の行程

登山口駐車場5:09-5:15記帳所・登山口-5:42二股分岐-
6:05一の沢-6:39二の沢-6:56三の沢-7:07二股-
8:19 872ピーク-9:31山頂

山頂9:59-10:11大峰分岐-10:36 997mピーク-
11:03蟶山分岐-11:26水場-11:49二股分岐-
12:11登山口・記帳所-12:17駐車場

20190803二股コース図.jpg

駐車場着4:50。私の前に一台。私の後にすぐ1台。今朝は3台。
神戸ナンバーの方が「少ないですね」と。5時だとこんなもん?

5:03出発。虫除けスプレーを忘れてることに気付き、1分で帰還ww。
準備を整え気を取り直して出発。5:09。
二股からの急登を考えゆっくりペース。
なのに、急登を登ってるみたいな滝の汗。湿度が高い。ヤラレそう。

ゆっくりペース、脈拍(ゼイゼイしない)、15分毎に1分休憩を意識。
二股分岐を直進。久々の二股コース。記憶もおぼろ。

20190803二股01.jpg

一ノ沢を渡った先から迂回路が始まっていました。
(旧道は直進、迂回路は左へ)

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迂回路が始まったのは410m地点。ここから540m付近まで
高度を上げて迂回しています。そして475mの二股へ。
ルート開設するの大変だったろうな、と感謝いたします。

20190803二股03.jpg

二の沢に降りて超えるため作られた階段。
湿度のせいか(言い訳w)、私はヘロヘロ。
そんなところまで材料を運び上げ工事をしてくださった
皆様に感謝。

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二の沢と三の沢の中間付近で昔の登山道と合流。
30分ほど多くかかってます。
(通り過ぎてから振り返って撮影。左が旧道、右が迂回路)

20190803二股05.jpg

久々の三の沢。高校時代(大昔)、テント張ったのはここかなぁ。
沢の雰囲気、眺めが良いので撮影しました。

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二股。真ん中の尾根を登って行きます。ここからが本番。
しかし抑えめに来た割にはイマイチな脚。攣らないよう
ゆっくりゆっくり。

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872mピーク。ここからチラッと山頂が見えます。
今日はガスってますが、山頂のガスが切れてチラッと。
二股からここまで0.9km。山頂まで0.9km。中間。

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登山道を覆う笹や木はあるものの、噂ほどではないなぁ、と
登っていましたが、私が悪うございました。1000m超えたら訳わかめ。

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こちら振り返って。ここ、登って来ました。下りたくはありません。
笹が覆っている、灌木が成長して引っかかる。道が分からない…。

登りながら慎重に道の跡、テープ、急坂に付けられたロープを
探しながら方向を探ります。気を遣います。そして体力も。

ガスがかかってる状況(=雲の中)なので、藪は濡れてます。
急坂急登、藪漕ぎでビショビショ、汗も絞れるだけ噴出、満足ですww

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慎重に方向を定めて、山頂到達。ヤレヤレ。誰も居ません。
何とか攣らずに来ました。が、座った途端に痙攣が(汗。

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記念撮影。ガスの中です。小屋とトイレもうっすら。
山頂はトンボの大群。そんな時期でしょうか。30分ほどマッタリ。

帰りはノーマルルートw。マテ山コースを下ります。刈り払ってるって快適。
稜線上には花がいっぱい。というか、稜線上にしかありません。

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オオバギボウシ?とハクサンシャジン?。シャジン、白い?。

20190803二股13.jpg

トウゲブキ?

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クルマユリ?

すみません。花の名前はさっぱりです。ご指摘頂けると助かりますm(_ _)m。

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マテ山分岐からちょっと下ったところ.風穴があります。
冷たい風に頭を突っ込んで休憩中。生き返ります。
ガイドのFさんから教えて貰いました。

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低い位置にもガスが。最後の水場付近。マテ山の急登が始まる所。
お気に入りのビューポイントです。ガスったブナの木がキレイ。

20190803二股17.jpg

ガスってて日差しがないため日中なのに暗い林間。小寂しいw。
二股分岐~登山口まではやや明るめ。ゆっくり下り12時17分駐車場。
車は10台以上に増えていました。

二股コースの確認が出来、急登と藪漕ぎも堪能し満足な山行。
でしたが、期待以下の自分の体力にガッカリ。現実を受け止め(流しw)ます。