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圧倒的物量の青森県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

 企画展目当てに青森県立美術館へ行くのですが、所蔵品を展示するコレクション展がいつもたっぷり。さらに今回は「かさなりとまじわり」という企画展も。全部を見られるチケットにしたところコレクション展からどうぞ、とのこと。
 最初は奈良美智。新しい作品が展示されていました。人が少なめだったのでいつもよりじっくり拝見。

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 屋内からあおもり犬。今回はこの足下(屋外)へ行く元気なし。な理由をこれから。

 エレベーターで上へ。棟方志功の展示室へ。今春、青森市にあった棟方志功記念館が閉館し作品がこちらに移ったこともありますます充実。じっくり見てると企画展まで体力もつか不安にw。

 さらにコレクション展「生誕100年 没後60年 小島一郎リターンズ」。昭和30年代の津軽や下北をモノクロ写真に焼き付けた写真家とのこと。39歳という若さで亡くなっています。これまた凄い作品数。目が滑って来ます。さらに、同時代の下北を記録した民俗学者・宮本常一が残した写真も。比較して楽しめるようにかな。私には宮本の記録的写真が刺さりました。あ、工藤パンの看板がとか、昔はあんなだったなとか色々。芸術的写真を見る目がないともいいます(汗。

 ということで?ヘロヘロになって鴻池朋子展に辿り着いたのでした。で、企画展を出てもまだ企画展「かさなりとまじわり」が。ヘロヘロの身体にムチ打って会場へ。

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 青木淳。リンゴ箱で出来ています。ハチが発生して駆除中との注意が。確かに住みやすそう…。

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 原口典之 F-8E CRUSADER

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 青秀祐 Ghost Lightning Kai 布製。1/1サイズとか。F-35Aってこの部屋に入るんだ。

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 という感じで疲れ切ってCafe四匹の猫へ。最後の会場からエレベーターで直に来られるのがありがたかった。20食限定のホタテカレー。濃厚なカレールーに炒めたホタテが3個。思った以上のボリュームでした。美味かった。

 と、圧倒的物量に疲れ果てあおもり犬の足下(屋外)や八角堂へは今回行かず。青森県立美術館は凄いです。