横手市の秋田県立近代美術館へ。



企画展「ホキ美術館展」。



1階から5階までのエスカレーター。
バブリーな時代の建築みたい。(だったかな?)

5階の展示室へ



(こちらは入口の看板)

ホキ美術館、写実画だけ展示している美術館。千葉市。
写真以上に写真っぽい。

以下、自分のためのメモ。(ブログですからw)

入って最初が、森本草介氏の裸婦画。

森本草介氏曰く、「最も美しいのは女性像、特に裸婦、魅力的で難しい」
「絵を描くことによって永遠の美の存在を確認できる」

風景画も人物も、近寄って見ても写真と見分けがつかないものも。
でも、写真そっくりだから凄いわけではなく、絵として(写真だったとしても)
それ自体が凄い、惹き付けられる作品ばかり。

李 晩剛氏 ヌード 仰向けの上半身のみ。こちら側に捻ったポーズ。なんか印象的。

島村信之氏 質感が写真と区別できず。人肌、布、木、虫、そのもの。

      「響き」 バイオリンを弾く少女のバストショット。白黒。光沢も写真。
      構図、切り取った瞬間、写真としても印象的。
      今回の中で自分的一番。

      「浴」 カラーのヌード画。肌の具合、透けてる布、光沢。写真にしか見えない。

石黒賢一郎氏 「惰眠」 公園?のベンチに寝てる人。頭の下に新聞紙。文字まで描いている。
       ベンチの下には東急ハンズの紙袋。

       「綾○○的な」 上の写真(看板)の少女。
       アニメ的要素を取り入れ。日本だと日常的にあるアニメがどういうふうに
       自分にかかわっているか。スペインの友人からの刺激。 

五味文彦氏 明と暗、ハイキーとローキーの表現が凄い。
      「パンとレモン」 (上の写真の左下)。パンの白い部分に当たる強烈な光。
      「木霊が啼く時」 林の中に陽光。陽の当たるハイキーな部分、当たらない暗い部分
      のコントラストが凄い。

大畑稔浩氏 「陸に上がった舟」 大きな絵。砂浜の質感が砂その物。


写実画、写真でいいんじゃね?と思ってましたが、全然違いました。
一流の物を、本物を、生で見るのは素晴らしい。
見て「お、お~」とか「なんじゃこりゃぁ~」とか、心が動きます。楽しい。



帰り、道の駅でお土産。(自分用ww)。美郷町・高橋酒造店。「奥清水・雪華」