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鎌田俊夫彫刻回顧展 秋田県立美術館県民ギャラリー [美術館(の空間)が好き]

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 千秋公園にある東海林太郎の像を造った方の展覧会があると情報を頂きました。丁度秋田市に行く機会があったので会場へ。想像以上の作品数に圧倒されました。82点。見応えあり。数周しました。
 ちなみに写真撮影の許可とネットへの掲載は許可を得ています。受付の方に伺ったら本人に聞いて、と。ええ、本人がいらっしゃいました。ハードルが高い(汗。緊張して尋ねたら是非どうぞとのこと。張り切って紹介しますw。

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 こちらが東海林太郎像の原型。

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 こちらは大鵬関。奥さんが秋田市出身。王鵬関のお祖母さん。この像はロシア・ポロナイスクにあるそうです。女性二人が撮影してましたがロシア語っぽい言葉。そうなのかな。

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 ポルダー潟の湯前にある「大地の家族」の原型。

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 秋田県立美術館県民ギャラリーで11月11日まで開催です。

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 ポルダー潟の湯(大潟村)で「大地の家族」も見て来ました。

ロートレックとベル・エポックの巴里展 秋田県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

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 本日3つ目の展覧会。芸術作品が貴族や王侯だけでなく一般の人々も持てるようになった時代らしい。ポスターだったり版画の作品集だったり。

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 通路にミュシャ。ミュシャ好きです。ミュシャっぽいのも含めて。
 秋田県立美術館にしては作品数が膨大。小品が多いこともありますが普段と違います。会場が狭くてありがたい。

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 水庭からミルハス、千秋公園。紅葉してます。

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 ん十年ぶりの茜屋珈琲でブレークタイム。雰囲気を味わいに来る喫茶店。一人一人に違うカップ。その人のイメージに合わせてとか何とか。

 疲れたけど満足の展覧会まみれでした。

2回目のダリ展へ 秋田市立千秋美術館 [美術館(の空間)が好き]

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 生誕120周年 サルバドール・ダリ展 -天才の秘密-

 10/14からの展示替え3品をみるため2回目のダリ展へ。年間パスポートなので気楽に。
「果てしなき謎」サルバドール・ダリ。人が寝そべってる鉛筆画なのですがずっと見てると馬の絵に見えたり果物に見えたり、そんなのを狙って描いたのだとか。

他2点は東京写真美術館から。シュルレアリスト達が集まって新たな方法で作品を作っている状況を写した「醒めてみる夢の会」、多重露光?の「マグリット前と後、ブリュッセル」。

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 ギャラリー・トークが聞きたくて3度目の入場w。年パスですから。大人気。50人超えてたような。
・諸橋美術館がこれだけのダリ作品を貸し出すのは初めて。
・サイの角に絶対の美を見いだしていた。色々な作品にある。
・レタッチソフトの無い時代の写真加工について

 フィリップ・ハルスマン「シュルレアリスムとは、私自身だ」。ダリと言えば溶ける時計。その時計がダリの顔になっています。今なら加工ソフトで如何様にでも。でも当時は全て手作業。その工程にビックリ。
 ダリの写真を撮る。それを時計の形に切り抜く。溶ける時計のようにテーブルの縁に90度折り曲げて垂らす。それを写真に撮る。それを切り取る。絵に合わせる。
 もちろん合わないので条件を変えてやり直し。合うまで繰り返す。なんだそうです。1954年の作品。70年前ですから。

 今回のダリのお言葉。ロビーのテレビでNHKの精細画像を流していた中から。
「天才を演じ続けよ そうすればお前は天才となるのだ!」

第87回秋田書道展覧会 [美術館(の空間)が好き]

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 息子が出品してるので、第87回秋田書道展覧会を秋田市アトリオンで見て来ました。

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 息子が出品しているのは一般二科。上に?一科があります。小中高生の部もあります。

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 一科の作品。推薦が一番上。次が特薦。ここは中央に推薦、周りに特薦という凄い領域。ですが、この上があります。

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 奥に見えるのが推薦3回の方が出品する無鑑査部門。この方々が最高賞である魁星賞を目指します。左は小中学生の作品。貼られるのは上位の入賞作品。入賞しても下2つは手前のテーブルに綴じられて並べられるだけ。息子も最初の入賞は綴じられている賞。一度でいいから貼られたいと続け、大人になった今も趣味として続けています。私の息子じゃ無いみたいww。

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 魁星賞の作品。と、無鑑査の方々の作品。元・同僚の作品もありました。いつか魁星賞を獲ってほしい。
 他の知り合いも探したのですが、皆さん雅号を使われるので本名で出品してる方、または雅号を知ってる方じゃ無きゃ気づけません。あとは名字と在住地からあの人かな?と想像したり。作品見ても分からないので(汗、そんな感じで探してましたw。
 息子が書道を続け、展覧会を見ることとなったのも縁なのかな。感謝です。

深堀隆介展 秋田県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

 金魚絵師と呼ばれる深堀隆介。酒桝の中に金魚が泳いでいるような金魚酒シリーズなど立体的な金魚の絵を描く作家。

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 これは撮影可の展示。畳の上も水槽?の中の金魚も全て絵。造形ではなく絵。透明アクリルを重ねながら描いていくんだとか。描いては重ね、重ねては描くそう。超絶技巧。金魚が立体に見えます。こんな作品が多数。

 ここに至るまでの話や苦悩なんかも解説があり圧倒されてきました。岩手県立美術館のサンリオ展にもコラボ作品があり気になってこちらへ。来て良かったと思える展覧会でした。

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 外は雨。2階の水庭からミルハスと千秋公園。
 

ダリ展 秋田市立千秋美術館 [美術館(の空間)が好き]

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 秋田市立千秋美術館リニューアル記念 生誕120周年 サルバドール・ダリ展 ー天才の秘密ー。盛り沢山なタイトルです。

 作品90点、資料30点。主に福島県北塩原村にある諸橋近代美術館の所蔵品。サルバドール・ダリ コレクション|諸橋近代美術館 (dali.jp)。他に広島県立美術館やうらわ美術館、ポーラ美術館他の所蔵品も。ダリだけでなくキリコやマグリットなど他のシュルレアリスムの作品も。ヴィーナスの夢(ダリ)と人間嫌いたち(マグリット)が見られたのは良かった。どちらも広島県立美術館所蔵。キリコのイタリア広場もありました(諸橋所蔵)。
 ダリの有名どころ?はポスターになってる「ダンス:セブン・ライブリー・アーツより」、「ビキニの3つのスフィンクス」「アン・ウッドワードの肖像」がありました。「テトゥアンの大会戦」を見たかったのですが残念ながら無し。彫刻も少なめ。7点くらい。片隅に親子らしい小さい造形があるもの4点。

 十分にダリとシュルレアリスムを堪能。しましたが、諸橋近代美術館の凄さも再確認。展示してる量が凄い。ダリがダリになっていく課程も分かりやすいし、彫刻の物量には圧倒されます。ダリが好きだったら行く価値があります。美術館そのものも素敵な立地ですし。訪問した時の記事=諸橋近代美術館、行って良かった。ダリいがった。:かまけし日記:SSブログ (ss-blog.jp)

圧倒的物量の青森県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

 企画展目当てに青森県立美術館へ行くのですが、所蔵品を展示するコレクション展がいつもたっぷり。さらに今回は「かさなりとまじわり」という企画展も。全部を見られるチケットにしたところコレクション展からどうぞ、とのこと。
 最初は奈良美智。新しい作品が展示されていました。人が少なめだったのでいつもよりじっくり拝見。

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 屋内からあおもり犬。今回はこの足下(屋外)へ行く元気なし。な理由をこれから。

 エレベーターで上へ。棟方志功の展示室へ。今春、青森市にあった棟方志功記念館が閉館し作品がこちらに移ったこともありますます充実。じっくり見てると企画展まで体力もつか不安にw。

 さらにコレクション展「生誕100年 没後60年 小島一郎リターンズ」。昭和30年代の津軽や下北をモノクロ写真に焼き付けた写真家とのこと。39歳という若さで亡くなっています。これまた凄い作品数。目が滑って来ます。さらに、同時代の下北を記録した民俗学者・宮本常一が残した写真も。比較して楽しめるようにかな。私には宮本の記録的写真が刺さりました。あ、工藤パンの看板がとか、昔はあんなだったなとか色々。芸術的写真を見る目がないともいいます(汗。

 ということで?ヘロヘロになって鴻池朋子展に辿り着いたのでした。で、企画展を出てもまだ企画展「かさなりとまじわり」が。ヘロヘロの身体にムチ打って会場へ。

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 青木淳。リンゴ箱で出来ています。ハチが発生して駆除中との注意が。確かに住みやすそう…。

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 原口典之 F-8E CRUSADER

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 青秀祐 Ghost Lightning Kai 布製。1/1サイズとか。F-35Aってこの部屋に入るんだ。

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 という感じで疲れ切ってCafe四匹の猫へ。最後の会場からエレベーターで直に来られるのがありがたかった。20食限定のホタテカレー。濃厚なカレールーに炒めたホタテが3個。思った以上のボリュームでした。美味かった。

 と、圧倒的物量に疲れ果てあおもり犬の足下(屋外)や八角堂へは今回行かず。青森県立美術館は凄いです。

メディシン・インフラ 鴻池朋子展 青森県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

 青森県立美術館の鴻池朋子展へ行ってきました。

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 外に作品。狼ベンチ(赤)。座れます。奥に見える赤いのが鴻池朋子展のポスター。

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 物語るテーブルランナーの部屋。地域の人から話を聞き絵を描き、それに地域の人達が刺繍をしてできた作品。最初は秋田県阿仁合。美術館ロッジ作戦の時に思いついたとか。阿仁の他に青森県外ヶ浜、石川県珠洲、タスマニアホバート等。美術館ロッジ作戦の作品を見に行った記事はこちら=森吉山避難小屋の壁画(鴻池朋子氏作品)を見てきました:かまけし日記:SSブログ (ss-blog.jp)

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 知ってる方のお話と手がけた刺繍も。何作かありました。全ての物語を読みたくなります。時間的体力的に厳しいので阿仁合を中心に読んで見て来ました。

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 ん?、これは何だ??。近づくと

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 糞。床に穴開けてます。こんなことしても良いんだと驚き。「夏 まっすぐにむかってくる夏 たくさんのいきものの 糞のにおいがする」。とありました。作品のため床に穴を掘らせる青森県美スゲー。床を削ろうと思う鴻池さんの発想のパワーもスゲー。

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 「竜巻」

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 「眠り」

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 プロジェクトラボ新しい先生は毎回生まれるから長谷川拓郎氏のコーナー。美術館ロッジ作戦の映像など。ハンターギャラザー展の映像作品「北の長持唄」のメイキング的な動画も。「北の長持唄」もこの展覧会で展示されていました。ハンターギャザラー展を見た記事=鴻池朋子 ハンターギャザラー アーティストトーク 秋田県立近代美術館:かまけし日記:SSブログ (ss-blog.jp)

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 メディシン・インフラ マップ

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 お土産のピンパッジ。「みみお」。みみお入りのサインを貰ったことがあります。この時=ジパング展&アーティストトーク鴻池朋子氏 秋田県立近代美術館:かまけし日記:SSブログ (ss-blog.jp)

花火伝統文化継承資料館 はなび・アム(大仙市) [美術館(の空間)が好き]

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 花火鑑賞用?の食べ物飲み物を購入するスーパーへの道中にある大曲花火の資料館はなび・アム。花火とミュージアムを掛けたのかと。正式名称は「花火伝統文化継承資料館 はなび・アム」花火伝統文化継承資料館 (hanabimuseum.jp)

 大会当日なため人がいっぱい。入場制限がかかってました。少し待ってエレベーターで4階はなびシアターへ。前方4面に映し出される大曲の花火ダイジェスト。見どころをチェックして本番へ向かいましょう、なのかとw。

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 その後は花火の歴史、大曲の花火大会の歴史、花火の構造やら仕組みやらの展示。これらを知ってるとより花火が楽しめるかと。他にも自分で組んだ花火を打ち上げるシミュレーション等ありましたが激混みのため先へ。

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 3階の資料室。昼花火のあれこれ。旗物、袋物など落下傘のようなものが降ってくるタイプもあるそうですが、電線に引っかかる等で近年は廃れているとか。このデカいのが入ってた物。

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 今放送中の朝ドラ「虎に翼」の主人公の弟氏についての紹介。日本煙火協会の副会長、北海道で花火会社経営、大曲の花火へ28回出場。グランドキャニオンで花火を打ち上げ上から見たいとの夢を叶える。(許可が出なかったので近くの別の谷で実現)。と、大曲に縁のある方でした。

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 花火に関連した本のコーナーも。読めます。息子、子供のころ好きだった絵本を見つけて盛り上がってました。

 ここで、にわか仕込みした知識で花火をより楽しむことができました。時間があったら立ち寄りをお勧めします。

サンリオ展 岩手県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

 サンリオ好きの嫁さんと一緒に岩手県立美術館へ。嫁さん、キティラーというほどではありません。

サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史 8/10~10/6

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 開館時間に合わせて到着。並んでました。流石サンリオ。奥に見えるは物販コーナー。サンリオがいっぱい。

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 会場は写真可。増田セバスチャンのコラボ作品。

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 サンリオの前身、山梨シルクのいちごシリーズ。このハンカチ見覚えあり。妹か同級生か、女の子達が持ってたんだと思います。

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 会場の様子。老若男女。女子小中高生から元まで。男性もまあまあ。大きなキティのぬいぐるみ同伴の若者も。ファン多し。

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 キティの始まり。プチパース5種類を発売したらこのキャラがダントツで売れたんだとか。そっから独り立ち。

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 レディ・ガガのキティドレスの再現品。欧米の女性はSEXYを目指してたんだそうですがニッポンのカワイイを受け入れるようなったんだとか。カワイイは正義w。

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 これ知ってる~。けろけろけろっぴ。れこもサンリオだったのかぁ。てのがいっぱい。

 物販コーナーも含め2時間サンリオを堪能。疲れましたが常設展へも。萬鐵五郎、クセが強いので見れば萬鐵五郎って作品が多いのですが、今回はクセの少ない?風景画や人物がが多数。初めて見たものもあったかも。頑張って?寄って良かった。

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 屋外にはサンリオのキッチンカー。クレープ得意じゃ無いんですが買いました。バッドばつ丸。もサンリオだったのね。
 帰りの東北道SAで昼飯と思っていたのですが、岩手SA入るための渋滞、花輪SA松屋は行列。諦めました。クレープ食べておいて良かった。

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