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第139回秋田県種苗交換会 農業機械化ショー会場その2 ドローンなど [秋田県種苗交換会]

今年の交換会で私の目を引いたのが、ドローン。マルチコプター。
GoProやDJIから新しい製品が出て世間的に盛り上がってますが、
農業の世界でも来てるようです。

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日本ニューホランドの展示ブースで。
これってGoProのですね。33万円。何に使うんだろ?
圃場調査や生育管理だそうです。
降雨後のぬかるんだ圃場でも踏み荒らすこと無く調査可能です。
肥料散布などの土壌状態を効率的に確認できます。とのこと。
赤外線カメラも登載できるそう。
で、どんな所に使うのでしょうか?広大な牧場とか??

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丸山の農薬散布用ドローン。237万円。
農薬4リットル積載、飛行時間10分。散布面積5反歩。
1町歩撒くのにバッテリーが2個必要。5反歩撒く度に戻って交換&農薬補充。
秋田県でのメンテナンスは秋田スカイテックが担当。

その秋田スカイテックのブース。(丸山も展示していました)

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DJIの農業用ドローン。能力は丸山と同等の模様。
値段は200万円を切る予定とか。

どんな人がこのドローン(マルチコプター)を必要とするのでしょうか?
予備バッテリーだの免許取得だので300万はかかりそうだし、
5反歩毎にバッテリー交換の手間も有るし。規模が小さいと金銭的負担が
大きいし、規模が大きいと散布の手間が大きそうだし。

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こちら農業用無人ヘリ。1300万円。農薬20リットル積めます。
これを持ってて、空中散布を請け負ってる農家さんも一緒だったので、
上記の疑問を尋ねてみました。 「?」とのことでしたw。

ドローン以外で注目したのが、「密苗」。
日本では、水稲の種を直接田んぼに蒔くのでは無く、育苗箱に種を蒔き、
それをハウスで育て、その苗を水田に植えるのが主流です。
その育苗箱に撒く種を2~3倍にして、ビッシリと苗を育てる。
その苗を、それ用に改良した田植機で植え付ける。
単純に考えて、育苗箱1/3、ハウスの面積1/3、稲を田んぼに運ぶ回数1/3、
田植機に1回積んで植えられる面積3倍etc
良いことずくめ?。
特に熱心なのがヤンマー、そこそこ?イセキ。ポスターだけクボタw。三菱知らんぷり?ww

我々酔っ払いのおじさんズは、密苗が壇蜜に見えたのでしたww
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