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岩手県立美術館のコレクショントーク「萬鐵五郎」 [美術館(の空間)が好き]

岩手県立美術館へ行って来ました。
http://www.ima.or.jp/

ツイッターで、学芸員さんが萬鐵五郎作品の解説をすると流れてきたので、
それを目指して。

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企画展と企画展の合間。常設展示だけ。空いてました。

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岩手県立美術館、この空間が大好きです。
2階の常設展示場へ。所蔵作品を定期的に入れ替えて展示する部屋と、
萬鐵五郎、松本俊介、舟越保武を常時展示する部屋があります。

解説が始まるまで常設展示室へ。現代美術について解説付きの展示。
子供対象の解説が私に丁度良かった。技法とか狙いとか。
とっても楽しめましたww

11時半から学芸員さんによる萬鐵五郎作品の解説。
参加者4人。もったいない。けど、ゆっくり聴けてラッキーw。

・萬鐵五郎作品を一番多く所蔵している。その経緯。
・4/15から「萬鐵五郎」展がある。そのため主要作品は準備のため
 収蔵庫に移動した。が、「赤い目の自画像」はギリギリまで展示する。
・「萬鐵五郎」展は岩手の後、神奈川県立近代美術館葉山、新潟市美術館
 と巡回する。1年近く主要作品は不在となる。
・東京国立近代美術館所蔵「裸体美人」(重要文化財)も来るそう。
・主要作品が無いため、水彩画やデッサン画など普段目にしない作品多数。
・強烈な自画像の印象が強かったが、水彩画の穏やかな風景も良かった。
・自画像は、自分の顔を使って新しい表現方法を試していたそうで、
 写真の印象とは全く違っていた。 
・水墨画も沢山描いている。日本の油彩画を模索していた。水墨画の筆遣い
 に可能性を感じていたのか?
・「萬鐵五郎」展は花巻市にある萬鉄五郎記念美術館との合同開催になり、
 洋画は県立美術館、水墨画は記念美術館で展示される。

以上、伺った話と自分の感想をメモ。「萬鐵五郎」展、是非行きたい。

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売店で買った本。復習と予習のためにww
この表紙の絵が「裸体美人」。実物は大きいです。162×97センチ。
東京国立近代美術館で見たのですが、写真で見ていたのとは印象が変わりました。
この時=http://kamakesi01.blog.so-net.ne.jp/2015-12-01

実物の方がずっと良いです。その時の感想。
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雑誌で見たことがあります。本物、大きい。印象違います。
卒業制作で、教授陣の綺麗なヌードに反発しあえて不格好なポーズ、
鼻穴、腋毛強調のヌード。ですがモデルさんは顔立ちが整ってそう。
実物見るとイメージ変わります。
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これを見られるだけでも嬉しいなと。
萬鐵五郎展、楽しみです。 


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