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明がらす(大館市)と、明がらす(遠野市) [食べ物・飲み物]

大館市の銘菓に「明がらす」があります。
乱暴に言うと、砂糖だけの羊羹にクルミが入ったもの。
とても甘いです。
過去記事=http://kamakesi01.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17
お店のページ=http://shop.yamadakeigetudo.com/

同じ名前のお菓子が岩手県遠野市にあると聞き気になっていました。
ということで、観光がてら仕入れにw。

20170805akegarasu01.jpg

大館市(右)と遠野市(左4つ)の「明がらす」。
右 大館市 山田桂月堂
中央上 鶴乃屋  中央下 まつだ松林堂
左上 たからや菓子店  左下 竹林堂

大館市の明がらすは、砂糖、寒天、クルミが原料。

遠野市の明がらすは、小麦粉、米粉、砂糖、でんぷん、水飴、くるみ、ごまetc
店によって違いはありますが、米菓子おもち系?

食べたことの無い遠野市の明けがらすからいただきます。

20170805akegarasu02.jpg

右上 鶴乃屋  右下 まつだ松林堂
左上 たからや菓子店  左下 竹林堂

何と言えば良いのでしょう?和菓子です。生な諸越というか落雁というか。
自分の語彙が少なすぎて伝える言葉がありません(汗
甘さは柔らかです。じわっとくる甘さ。でも一個食べると結構効いてきます。
(4個全部食べて、大館の明がらすも食べましたw)

松林堂はゴマが強め。香ばしいです。
松林堂と竹林堂は固め。たからやは柔らかめで餅っぽい感じも。
僅かな違いです。他にも数店舗で作っているようです。

20170805akegarasu03.jpg

そして我らが?大館市の「明がらす」。
明治時代に京都から伝わった寒氷にクルミを散らして誕生。
その切り口のクルミを、地元の俳人が暁に飛ぶカラスに見立てて命名。

カラスの数がもっと多くても良いかな~ww。
羊羹の小豆の代わりに砂糖を入れた、とも言える砂糖の羊羹。
子どもの頃は甘すぎて食べられませんでしたが、今なら1本いけそうw。
お店の方に伺ったところ、製法は同じそうなので甘さは同じ。
私が甘さに強くなった模様ww。


遠野市の明がらすもクルミの切り口が明け方に飛ぶカラスのようだと
命名したらしいので、クルミと切り口は似ているようですが??、
食べると全く違うお菓子でした。

どっちも美味しいので満足です。

※追記
 菓子舗・一ノ関の「館の明がらす」を食べました
 http://kamakesi01.blog.so-net.ne.jp/2017-08-23
※追記2
 お菓子の店・ねりや(煉屋菓子舗)の「館の明がらす」を食べました
 http://kamakesi01.blog.so-net.ne.jp/2017-09-13