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特別展「ポンペイ」 宮城県美術館 [美術館(の空間)が好き]

 およそ2000年前(西暦79年)、火山の噴火で埋まった街ポンペイ。子どもの頃に学習雑誌か何かで読み興味を持っていました。だからといって調べたりもしてないんですがw。そんなポンペイからの発掘物が日本に来てると知りミーハー心が抑えられません。宮城だったら行ける。ということで宮城県立美術館へ。

 まっとうなwレポートはあちらこちらにあるので私が気になったことをメモ的に。

1いきなり衝撃的な展示が
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 女性犠牲者の石膏像。亡くなった方の上に火山灰が降り注ぎ人体は分解され空洞に。そこに石膏を流し込んだもの。1875年の作業。衣服の皺まで再現。これが最初の展示品。衝撃でかい。

2テルマエ・ロマエの世界が
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 ストリギリス(肌かき器)。お風呂に入って汗?垢?を掻き取る道具。日本にも木製か竹製のがあったような。

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 ライオン頭部の吐水口。こっからお湯が出ていたらしい。銭湯のライオンのご先祖?w。2000年も前に思いついていたんだ…。

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 水道のバルブ。止水栓です。ブロンズ製ですが形は今と一緒。頭が四角なのも一緒。びっくり。

3何故にヘビ? 指輪とブレスレッド
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 双頭のヘビ形指輪。

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 エメラルドの眼のヘビ形ブレスレット。

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 ヘビ形ブレスレット。ヘビ多い。ヘビ形噴水なんて言うのもありました。ヨーロッパでは「吉兆」「幸運」「永遠」を象徴するらしい。だからなのかな?

4モザイク画は大きい、そして鮮やか
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 猛犬注意。有名なモザイク。小さいと思ってました。大きい。左の人と比べてください。これが玄関の床に描かれてたんだそうです。この上を人が歩くのね。

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 家を再現した展示コーナー。猛犬注意のモザイク。壁にはフレスコ画。小さめの家とのこと。

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 これは展示室外、美術館のホール。実物大のモザイクマット。上を歩けます。部屋の床を装飾していた物。

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 ネコとカモ。モザイク。鮮やかです。描いたみたい。これが数ミリ四方の石で出来ています。そして当時からネコはネコだったんだと。

5炭化したパンは有名
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 炭化したパン、ブドウ、イチジク、キビ。

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 パンのある静物。フレスコ画。パン、気になります。有名だし。

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 グッズコーナーで買っちゃいました。炭化したパンのクッションw。タイミングと勢いです。お安くありません(汗。かなりしっかりしています。

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 POMPEII TOU A(ポンペイのぽんぺい糖w)。炭化したパンに倣って?黒いぽんぺい糖いやこんぺい糖。