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「土に吹き込まれた命」岩手県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

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 舟越保武氏の所在不明になっていた作品が見つかり、74年ぶりにフランスから盛岡に戻ったとの記事に触発され久々の岩手県立美術館へ。多分5年ぶり。県境越えるの憚られてたし。

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 夏至の6月21日、阿仁の山越え運転を堪能し下道で盛岡へ。開館10分前に到着。

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 この回廊が好きです。非日常に来た気がします。違うものを楽しむぞ、と。常設展が目当てで来ましたが折角なので企画展も。ええ貧乏性です。「土に吹き込まれた命」。5人の作家の現代陶芸作品だとか。結果、見て良かった。

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 写真を撮っても良い作品から。ステファニー・クエール。「Narrow Abyss Juvenile」「Narrow Abyss Mother」。この作品に引き込まれました。これを見ただけでも満足な気分。存在感というか。これ陶器なんです。ポスターにも載ってる写真ですが実物の存在感は格別でした。

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 奈良美智のコーナー。ここも雰囲気は撮影して良いそう。奈良作品好きなんですよね。一連の女の子の顔とか。気付いたらニコニコしながら見てました自分。奈良作品から力を貰ってます。

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 ポスターにも使われているコチラの作品。一つだけ別の場所に。撮影可でしたので。

 その後お目当てのコレクション展と常設展へ。岩手縁の作品を鑑賞し萬鐵五郎展示室へ。点描の自画像、雲の自画像、赤い自画像を見て満足。松本竣介・舟越保武展示室へ。里帰りした作品をじっくり鑑賞。その後の作品より彫りが浅いかも。彫刻的な意味で無く顔の彫りが。
 舟越保武の彫刻の女性の顔って、こんな人実在するんだろうかってくらい整ってます。皆さん美人。もちろんそれぞれ違う顔。女優の綾瀬はるかって角度によって舟越保武作品に似ているなって思います。

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 次回の企画展。江口寿史イラストレーション展 彼女—世界の誰にも描けない君の絵を描いている— 7/16~9/4。前売り券買っちゃいましたww。