クライミングスキンをトラブらせてしまった。GECKO。 [スキー・ボード]
先日の記事でチョロッと触れたクライミングスキンのトラブルについて顛末と反省を。
(この時=http://kamakesi01.blog.so-net.ne.jp/2015-01-19-1)
それは3本目のハイクの時でした。シールを凍らしてしまい、粘着しない事態に。
通常のグルーでしたら、スキーのエッジでガリガリ作戦ですが、シリコンなので駄目。
そんなことをするとシリコンが取れてしまいます。
原因。
吹雪いていて脱着時に雪を付けてしまったこと。
ウェアの内側に入れていたが、低温&滑走距離の短さから溶けれなかった。
反省と対策
パンツがビブパンツなので、パンツの内側、腹の上に入れると溶ける&凍らない。
さらに要・対策。
ただし、溶けた氷が水となって滑走面とシールの間で凍り付きます。
これが滑走面に残ると滑りません。氷を剥がすスクレーパーが必要です。(これは持ってた)
さて、登れないのでこんな時のためのゴムバンド登場。
これで留めてやれば何とかなるハズ。なりませんでしたorz。
老朽化による硬化のためゴムとして働かず。低温下では特に。
反省と対策。
持ってるだけで安心しては駄目です。毎年チェックし必要な物は更新。
言い訳
暖かい下界ではそれなりにゴムだったもんで…
それでも無理して登っていたらテールフックが切れちゃいました。
どうにもならないので、腹に入れて溶かすことに。
皆さんが2本滑ってる間、帰る方向の下で待機。
一人にしておけない、ということでosanaiさんが付き添い。
申し訳ありません。osanaiさんの2本を犠牲にしちゃいました。
どうにか粘着力復活で帰って来れましたが、とても反省しています。
翌日のツアーに向けてシールの応急修理。
粘着面は凍らさない方法が分かったのでそれで対応。
もし凍っても腹の熱で何とかなりそう。
テールフックの切れたバンド同士を重ね合わせ、緊急用品の針金で固定。
その上からビニールテープでグルグル巻き。
これで翌日のツアーは何とかトラブル無しで行けました。
今週末、修理に出してテールフックを取り換えて貰います。
※写真は、解体?しながら撮影したものを逆順に貼ってます。
扱いは面倒だけど、やっぱりグルーかなぁ。でもデロデロになると悲惨だし…
初期に買ったBDの牛柄が今も信頼性一番です。