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修復されたフェルメールを鑑賞に 宮城県美術館 [美術館(の空間)が好き]

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 ミーハーなのでw、フェルメールが来ると聞き宮城県美術館へ。前回「真珠の首飾りの少女」を見に行けなかったのを後悔。無理すれば行けたのに、と。今回は前日まで福島出張。仙台に一泊し開催初日に行くことに。

 ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 10/18~11/27

 今回の目玉はフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」。フェルメールの没後に壁のキューピットの絵が塗りつぶされたことが判明し、それを修復(塗りつぶした絵の具を除去)した物の初来日。

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 初日だし混むだろうと開館40分前に美術館へ。良い天気です。

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 開館直前。左側これからチケット購入者。右側チケット購入済み者。予想通り混んでます。が、この時間が一番混んでた模様。

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 ロビーにあったポスター。左側から見ると修復後。右から見ると修復前。

 以下個人的感想とメモ
・オランダ絵画は暗いというか黒い。フェルメール以外は黒い印象。
・以前「牛乳を注ぐ女」を国立新美術館で見たときもそんな印象。
・フェルメール以外にも70点。見応えあり。
・レンブラントもあった。手紙を読む女はレンブラント作と思われた時代があったとか。
・19世紀中頃に作成された複製版画が凄い。当時の所蔵品カタログ的なもの。
・作者アルバート・ヘンリー・ペイン。白黒版画。小さいサイズでそのまま。
・「窓辺で手紙を読む女」の修復映像や資料見応えあり。面白い。
・ニスを除去する前、除去した後の動画。色が違う。
・塗りつぶした絵の具を顕微鏡と解剖刀で除去の動画。怖いw。
・最後に修復後の「窓辺で手紙を読む女」。ラスボス。感激。
・音声案内を借りて良かった。楽しめた。

 コレクション展第3期も見て満足の宮城県美術館でした。