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宮城県美術館 コレクション展示 [美術館(の空間)が好き]

 折角宮城県美術館へ来たので特別展だけで無くコレクション展も拝見します。

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 特別展「ポンペイ」の中で、街中にはフォルムという広場があり柱が立っていた。人々はそこに集い、話し合い、憩いの場にもなっていた。との解説あり。これは美術館の前庭ですがフォルムっぽいのかも。まあ良い感じです。

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 鏡張りのような左の建物が佐藤忠良記念館。佐藤忠良の彫刻、デッサン、長新太の絵本原画を拝見。本館1階で1900年前後のイタリアのポスター、洲之内コレクション他を拝見。海老原喜之助「ポアソニエール」、長谷川潾二郎「猫」などの有名どころ、萬鉄五郎「自画像」、松本竣介「画家の像」、高橋由一「宮城県県庁門前図」など自分的に気に入ってる画も展示されてて大満足。でした。

特別展「ポンペイ」 宮城県美術館 [美術館(の空間)が好き]

 およそ2000年前(西暦79年)、火山の噴火で埋まった街ポンペイ。子どもの頃に学習雑誌か何かで読み興味を持っていました。だからといって調べたりもしてないんですがw。そんなポンペイからの発掘物が日本に来てると知りミーハー心が抑えられません。宮城だったら行ける。ということで宮城県立美術館へ。

 まっとうなwレポートはあちらこちらにあるので私が気になったことをメモ的に。

1いきなり衝撃的な展示が
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 女性犠牲者の石膏像。亡くなった方の上に火山灰が降り注ぎ人体は分解され空洞に。そこに石膏を流し込んだもの。1875年の作業。衣服の皺まで再現。これが最初の展示品。衝撃でかい。

2テルマエ・ロマエの世界が
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 ストリギリス(肌かき器)。お風呂に入って汗?垢?を掻き取る道具。日本にも木製か竹製のがあったような。

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 ライオン頭部の吐水口。こっからお湯が出ていたらしい。銭湯のライオンのご先祖?w。2000年も前に思いついていたんだ…。

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 水道のバルブ。止水栓です。ブロンズ製ですが形は今と一緒。頭が四角なのも一緒。びっくり。

3何故にヘビ? 指輪とブレスレッド
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 双頭のヘビ形指輪。

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 エメラルドの眼のヘビ形ブレスレット。

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 ヘビ形ブレスレット。ヘビ多い。ヘビ形噴水なんて言うのもありました。ヨーロッパでは「吉兆」「幸運」「永遠」を象徴するらしい。だからなのかな?

4モザイク画は大きい、そして鮮やか
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 猛犬注意。有名なモザイク。小さいと思ってました。大きい。左の人と比べてください。これが玄関の床に描かれてたんだそうです。この上を人が歩くのね。

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 家を再現した展示コーナー。猛犬注意のモザイク。壁にはフレスコ画。小さめの家とのこと。

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 これは展示室外、美術館のホール。実物大のモザイクマット。上を歩けます。部屋の床を装飾していた物。

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 ネコとカモ。モザイク。鮮やかです。描いたみたい。これが数ミリ四方の石で出来ています。そして当時からネコはネコだったんだと。

5炭化したパンは有名
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 炭化したパン、ブドウ、イチジク、キビ。

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 パンのある静物。フレスコ画。パン、気になります。有名だし。

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 グッズコーナーで買っちゃいました。炭化したパンのクッションw。タイミングと勢いです。お安くありません(汗。かなりしっかりしています。

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 POMPEII TOU A(ポンペイのぽんぺい糖w)。炭化したパンに倣って?黒いぽんぺい糖いやこんぺい糖。