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岸田劉生の軌跡展 秋田県立美術館 [美術館(の空間)が好き]

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 岸田劉生と言えば「麗子像」。なかなかに不気味です。東京国立博物館にも「麗子像」があって重文だったし。という印象。そんな岸田劉生の軌跡展が秋田県立美術館で開催中。

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 不気味な(スミマセンw)麗子像はありません。最初に描いた5歳の麗子、最後に描いた16歳の麗子、どちらも写実的。写真もありましたがキレイだと思います。あれはデフォルメで敢えてのグロテスクな表現だとか。で、アレのインパクトが強い。夢でうなされそうなくらいw。

 今回の展示会は茨城の笠間日動美術館から100余点の作品を借りての開催。油彩、水彩、墨、素描、版画、装丁。武者小路実篤、室生犀星、白樺の装丁が展示されていました。

毎度の自分向けメモ
・38歳で急逝している。それまで沢山の作品を遺した。
・道路と土手と塀(切通之写生)について紹介されていた。重要文化財。今回の展示には無し。
  東京国立近代美術館蔵。以前訪問した際に拝見してます。

常設展示の藤田嗣治について
・何回も行ってるので大概の絵は、お久しぶりorまた会いましたね、です。
・秋田県立近代美術館蔵の「猫と蜂」「カニ」「秋田川反美人図絵」があった。
・「猫と蜂」は墨絵。蜂に飛び退く猫がユーモラス。超お久しぶり。会えて嬉しい。

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 水庭が凍ってます。の向こうにミルハス。