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秋冬登山教室(低体温症など)を受けてきました [アウトドア]

 東北山ナースガイドが主催する「秋冬 登山教室」(低体温症理解 緊急ビバーク 秋冬リスク)を受けてきたので感想などメモ的に。講習の内容については私が間違って聞いてる可能性もあるので参考程度に捉えていただければと。興味の湧いた方はホームページから講習を探してみてください。12月に大館市でも開催されます。

東北山ナースガイド・セブンテラスダイアリー 山と海 – 東北山ナースガイド 旅人の寝床 セブンテラス (touhoku-yama-nurse-guide.com)

大館市でも開催 「秋冬登山教室」 – 東北山ナースガイド・セブンテラスダイアリー 山と海 (touhoku-yama-nurse-guide.com)

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 会場は秋田市のゆとり生活創造センター遊学舎。最初に参考となる書籍の紹介。写真を拡大すれば背表紙が見えると思います。私は「凍る体」で低体温症を知り、「低体温症と凍傷」で勉強。買ったことさえ忘れてましたが(汗。
 今日の講習は「セルフレスキュー」からとのこと。

 講習の内容に触れるのは間違った情報を伝える危険もあるのですが、ちょっとだけ。体が震えたらすること。1食べる、2体を冷やす環境から隔離する、3保温する、4加温する。
 1について、震えるのは体が熱を作り出すためで1時間に250キロカロリー必要なんだとか。高カロリーを要摂取。脱水では熱を作り出せないので水分も大事。汗をかくことは脱水に繋がるし身体を冷やす原因にもなるので、特に冬は小まめな衣服調節が必要なんだとか。2については、小屋やツエルトに入ると言うほかに、濡れた衣服を着替える、身体を拭いて乾燥させる等も大事とのこと。

 このようなお話を実例を元に伺い、またドラマの中での低体温症に至り対応する場面も映像で見て、非常に分かりやすく頭に残りました。あっという間の90分でした。

 講習の内容から自分のスキー登行を反省。汗をかく前に薄着、寒かったらすぐ厚着。面倒がらずにすぐ止まって対処します。装備も色々見直さなきゃ。汗は命取り。そして冬も水分は大事。もっと摂るようにします。夏も防寒装備は大事。着替え、傘も含め持つようにします。荷物が重くなるので体力も要・アップが厳しい…(汗。

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 用品あれこれ。下にある青いのはエマージェンシーシート。とても使い良いとか。石井で3,000円くらいとのことなので後で探しに行こうと思います。

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 大城和恵先生(「登山外来へようこそ」という本が最初の写真にあります。)考案の一瞬で5人が入れるツエルトの実演。

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 こうなります。左の人もテントの内側に立てば中に入ります。その実演もしてました。なんせ一番前の特等席で聞いていたのでカメラに収まらず。

 素晴らしい話を聞いてきたので早速次回から実践していこうと思います。関係者の皆様方ありがとうございました。